高生産性の環境を維持する

少し話がそれましたようなので、もとに戻します。

私の中では繋がっているんですが、とりあえず一度ストーリを元に戻します。

結局、最も嫌っていた180度違うともいえる保険セールスの仕事を選び、どうせならということで、国内最大手の保険会社を選択しました。

当然その道を選択するだろう、そういう自分なりの納得感もあったからです。

そのことについては、機会があれば、またお話させていただきます。

ともあれ、その保険会社の代理店研修制度によって、短期間で驚異的な業績で日本一になりました。

私が参加したのは、生損保代理店研修制度というものす。

具体的には、以下のような制度でした。

  • 仮研修2ヶ月中にノルマが課せられ、基準を満たさないと本研修に移行できない。
  • 本研修期間は3年間、3ヶ月毎に査定があり、基準を満たさないと解雇。
  • 売上と資格の基準があり、営業成績が良くても資格が取得できなければ、最終的に代理店としては独立できない。
  • その場合は、転職するか、どこかの代理店の従業員になるかを選択する。

ゲスな見方をすれば、人の本質的な部分を刺激する制度だったとも言えるでしょう。

ただ、当時の私にはこの環境は好都合でした。

だから敢えて選択したわけです。

飢餓状態を創造する

先の投稿でお伝えしたとおり最初の2ヶ月は苦労したものの、その後は生存リスク強調プランニングとスト-リーを売る戦法で売りまくり、悠々自適の研修生時代を過ごすことができました。

ただし、研修制度の大きな欠点が補えれば、個人も会社ももっと潤ったはずです。

それを思うと残念でなりません。

それを証拠に、独立できるのは20%を下回るという、その信じがたい生産性の低さが、この研修制度を如実に物語っていると思います。

解雇されそうな同僚を気遣うよりも、「明日は我が身かもしれない」という恐怖感を煽るような制度、そこに憤りを感じていたのは私だけではないでしょう。

しかし、私は、この代理店制度によって、お金に困らないようにする環境を創造する能力を得ることができました。

ただ、この研修制度を推奨しているわけではないので、誤解しないでください。

なぜなら、緊急時には大変役立ちますが、持続力にかけるからです。

また、大きなリバウンドの可能性も考慮しつつ、使っていく必要があります。

それよりも、充実感を維持する環境を作り出す能力を是非とも手に入れてください。

最高のパフォーマンスを導き出すことができるからです。

しかし、幸せとか、充実しているという感覚は、人生を謳歌するための手段であって、目的ではありません。

実際に満たされてないとしても何の問題ありません。

そう思える環境を作り上げればいいのです。

以前、最初に立ち上げた会社を譲渡した後、借金で首が回らなかった状態で、新車のランドクルーザーを購入した話しをしました。

つまり、更に借金の上乗せをして車を購入したわけです。

現実は借金でどうにもならない状態でしたが、ランドクルーザーを所有していることが、私に充実感を与えてくれていました。

本来であれば、何でも良かったわけですからね。

実際、所有した直後に仕事が上向き始め、2回めの起業にこぎ着けました。

3回目の起業の時は、2台のハーレーを所有することでした。

車とオートバイが好きなので、その分効用が高かったようです。

人生で成功するためには、幸せだとか、充実といった感覚が先に必要なのです。

それが事実でなくてもかまわないということです。

StarvationとMenace

研修プログラムの要点は、

  • セールス、プライオリティー、タイム、タスク、資格取得。

これらのマネジメントとそれらに関するスキルの取得、+OJTなどです。

その目的はStarvation(飢餓)、Menace(脅迫)の環境を作り上げることです。

これは、フルコミッションの仕組みを導入した時点で自動的に発生します。

その苦痛から逃れるために、上記の全てを実行せざるを得なくなります。

うまくコントロールできれば、フラストレーションもかなり軽減できるようになります。

しかし、残念ながらそれを教えられる人がほとんどいません。

したがって、ほとんど人が余計な苦しみを背負いながらセールスしています。

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