物事は自然の理にしたがって厳粛に推移するだけ!

私たちは、たぶん物事を自分にとってわかりやすくするために、わざわざ擬人化して解釈する癖がある。

例えば、動物を人間の赤ちゃんに見立てて感情移入してみたり、自然や物や機械にあたかも意志があるかのようにして理解する。

さらには、物事の推移についても、擬人化して受けとる癖がある。

しかも、物事が自分にとって、はなはだ都合のよくない変化などをした時に、それを物事の悪意の現れとして考えたりするのだ。

けれども、そのような考え方は、やはり身勝手なフィクションにすぎない。

人がどう考えようとも、そのこととはまったく関係がなく、物事は自然の理にしたがって厳粛に推移するだけだ。

私たちがどのように考えようとも、実際の物事は、それとは無関係に動くものなのだ。

『ルートヴィヒ・ヨーゼフ・ヨーハン・ウィトゲンシュタイン』

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